平成26年4月14日(月)・・

おはようございます。

4月12日土曜日ですが、一般社団法人終活カウンセリング協会のカウンセラーの方々の勉強会にお呼ばれし、講師としてお話をさせて頂く機会を貰いました。

平成9年、父が栄光病院のホスピスを私と母と3人で経験させて頂き、『全ての方に、私たち家族の様に良い別れ方をして欲しい』そう願って行動を初めて、15年目の節目に、この様な機会を頂いて大変嬉しく思いました。

タイトルは『ホスピス・ターミナルケアを体験した家族が感じた終活の必要性について』です。

我が家に於きましては、父に『告知』をしませんでした。いろいろ議論の末、告知をしない・・生存期間を伝えない・・そう決めました。

 

そう決めてからホスピスに出会う迄は、これが影響し、父との人間関係が悪くなっている様に感じていました。

それがホスピスと出会い、栄光病院に入院させて頂き、下稲葉先生、看護師の皆様が、父や私たち家族とコミュニケーションをとって下さったり、家族・夫婦・親子の間に入りながら、その関係性が修復され、互いの心が結びつき、絆が太くなる様に関わって下さった御陰で、最後の最期、とても良いと自分では想う別れ方が出来ました。

本当に感謝していますし、この事がきっかけで今私は栄光病院で働いています。

 

これらの事を振り返り、もう一度原点を確認し、自分がすべき事を認識する中で、今日という日を迎えました。

 

私からすると、人生の新しいスタートの様な日に思います。

 

勉強会の講師・・ そして内容が私のコア的なモノ・・

これは何かに動かされて得た機会だろうと思っています。

 

講演をさせて頂いている間、涙を流しながら話を聞いて下さる方もいらっしゃいました。

 

ほんと、ありがたい・・ありがたい・・そんな気持ちでいっぱいです。

 

今日からもまた、今自分に出来る事を一所懸命行なっていき、多くの皆様が自分の大切な方と良き時間を過ごす事の出来る事に貢献していきたいと思います。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 7:08 AM  Comments (0)
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