感謝

おはようございます。
日の出がだいぶん早くなりました。

先週の金曜からの出来事です。

金曜の昼に
『お母様が嘔吐下痢の状況です。今日は一番に送ります。』
と関屋さんから連絡が・・
妻が休みだったので妻に対応をして貰いました。

デイサービスから帰った後、早速病院に連れて行ってくれます。
ノロの検査をしましたがマイナスに。。
その後お薬を頂き帰路につきます。
ただ、まだ具合が悪そうで・・

土曜日私が休みでしたので一緒にいる中、インフルエンザの検査に病院へ。
結果陽性でした。
じゃじゃん~。。
そこから隔離です。。

認知症とインフルエンザの隔離。。

これはなかなか大変です。
半ば母に隔離を押し付ける事になりました。

夕方になり妻を病院に迎えに行きます。母が寝ていたからその隙に・・ と思っていきました。
妻と一緒に家に帰りつきます。
家の電気が消えていたのでまだ寝ているんだろうと家にそ・・と入ります。
『ただいま・・』
小さな声で母の部屋のドアを開けますと・・

いません。

ベットがもぬけの殻。。

それから妻と行きそうな場所を別々にわかれて探します。

しかし・・

外は雪。。

衣服を見ると軽装な予感。。

インフルエンザ。。

これは大変な事になったと思い、警察に依頼をします。

それから30分後・・

宇美交番から連絡が・・

家から歩いて30分位の場所に、顔に傷を負ってへたり込んでいたそうです。

その姿をみてナガタさんという若い男性が背中をさすり、暖かいお茶を買ってくれ、警察が来るまで一緒にいてくれたそうで・・
後で電話をし、お礼を申し上げた時にお話をさせて頂きましたが、とても優しい感じの方で、『良かった。良かったですね』と何度も何度も仰って下さいました。

傷の手当の為、薬局にガーゼ等を買いに行った時、妻と母が2人になりました。
その時、母の傷を見て二人で泣いたそうです。

私としては、隔離を優先し(自分の事)母の気持ちを考えず、問答無用で部屋の押し入れた事を悔いました。

母が寝た後、妻が私に言ってくれました。

『お父さん、私はインフルエンザになってもいいやと覚悟した。がんばろう(^^♪』

自然と涙が溢れてきます。

自分が情けない事もありますが、こんなにみんなが親切にして下さり、こんな気持ちを言ってくれ、自分が病気をしてもよいとまで覚悟をしてくれる。
何ともありがたい事です。

感謝感謝。。ただただ感謝の一言です。

自分はそういう事が出来るだろうか?
そんな愛ある事が出来るだろうか?

また1から再スタートです。

今日からまた宜しくお願いします。

Filed under: スタッフ日記 — admin 7:41 AM  Comments (0)
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