人間見聞録・・・とある会社の会議より~

おはようございます。今朝は、とても目覚めの良い朝を迎えました。とってもすがすがしいです。

昨晩、笑老ライフ研究所の会員企業様の全体ミーティングにお呼ばれされ、出席してきました。どの様なミーティングをするのか、とっても楽しみです。

『こんばんは~』と事務所の中に入りますと、車座にイスがセットされていました。テーブルは置いてなく、いわば、『膝と膝を付け合せる』と言う感じです。

会が始まり、〇〇社長が、『今日は、自分が思っている事を、出そうじゃないか?』と開口一番お話をされます。周囲が一瞬『シーン』と静かになります。そこですかざす、〇〇さんが話し始め、いよいよ議論開始となりました。

いろいろな話が、月に飛び、太陽に飛び、アフリカに行き、北海道に行き・・・ようやく福岡に帰って来た時の事です。

『我々が入居されている方に提供しているサービスには、自由がない』と〇〇社長が言われます。『そんな事ないですよ。私達は、皆さんが好きな事ができる様にサービスをしていますよ』と職員さんが言われます。『いいや、違う。』『そんな事はありません。』と〇×〇×・・・

この様な展開は、会議に限らず、1対1の人間関係の中に、よくありませんか?

私は、他の方々が、どの様な反応をするのか様子を見ていました。しかし、その掛け合いの中に割って入り、論点を整理し、点を線にする動きが出てきそうになかったので、割って入る事にしました。

『自由。と言う言葉の意味が、お互い違っているんではないですか?』『実は、ある法人さんがあって、その法人さんは、以前集団ケアを行っていました。しかし、果たしてそれが入居している人生の大先輩達が、自立した生活を行う事に役立っているだろうか?と問うた時に、NOと至ったので、個別ケアに切り替え、自分で、自分の事を決め、自分で出来る事はして頂く事に切り替えたのです。その結果、そこで生活する方々から、不満の声が消え、前向きな発言が聞こえ始めたそうです。』『私は、先ほどからの話を伺っていて、〇〇社長が言っている自由とは、その法人さんが言っている内容だと思います。しかし、〇〇さんが言っている自由は、自分達がルールを決めた枠の中で、好きな事をして良いですよ。って言う自由じゃないですか?』

『多分、入居されている方々は、〇〇社長が言う、自由を欲しているんだと思います。〇〇社長が言う事を行うと、入居されている方が、とある法人さんの入居者さんの様に、受身⇒能動的に変化していくのではないでしょうか?そして、俺たちは、自由に生活している。と胸を張って言われる様になるんではないか?と思います。』

と厚かましく割り込みました。

その時の場の雰囲気からして、『あ、そうか。そうだよな。そこを整理した方がいいよな。』となったような感じがします。その後、話はまた宇宙にいったり、ブラジルに行ったりしましたが、一応の前向き方向に進んだと思います。

A ・ B ・ C ・・・ 人間関係と言いますか、社会と言いますか、『3』と言う数字は大切ですね。長島茂雄さんは、背番号3でしたが、3と言う関係は、大切だと思います。そして、その3が、意見vs意見⇒対立 になる関係ではなく、意見 整理 意見⇒理解⇒前向きな行動 になる関係性を持てる状況になる事が大切ですよね。

この会社の方々は、皆さん、素晴らしい人ばかりです。ただ、その人達が、点になっていた。と思います。

今からは、未熟者ですが、私が、介在役と言いますか、皆さんの気持ちを結びつけて行く為に、それに合う言葉をチョイスして、既存でなければ造語して、きっかけを創り、職員さん同志の関係の中で、主役 介在役 主役 の関係性が自然とできる様に貢献できれば・・と思います。その結果、チームが、線になり、面になり、らせん状に上昇していく様になって頂ければとっても嬉しく思います。

人は、素晴らしい・・人は、どの人も素晴らしい・・・

植木理事長が、よく言います。その人が行う行為は、良もあり、不良もありはするけれど、どの人も素晴らしい・・・

笑老ライフ の 『笑老』の意味 と出会えた昨晩の会議でした。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 10:42 AM  Comments (0)
トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメントはまだありません »

まだコメントはありません。

コメントをどうぞ





(一部のHTMLタグを使うことができます。)
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

CAPTCHA