人間見聞録・・これが笑老ライフ的生き方の人かな~

私達は、『笑老ライフ』が送れる社会創り・・という壮大な目的を目指して日々、格闘しています。先日、『あっ、この人の様な生き方が、笑老ライフ的な生き方かな~』と思う、モデルになる様な方と出会いました。

笑老ライフ・・・一言でこの人生を言い表そうとすると難しいのですが、この名前に込めた思いは、歳をとったら病気をしたり、筋肉が落ちたり・・と、若くて健康な時と比べると、体力も落ち、どちらかと言うと、『自分に無モノ』を見つめ、いろいろな苦しみに、自らスポットを当てるので、笑顔や笑う事が少なくなってきます。そうなると、うつ的状況になり、心が病んでくるのではないか?体も病んでくるのではないか?と思います。

しかし、『自分にあるモノ』を見つめ、いろいろな苦しみを、『特別な事ではないんだ』と思い、友達になる事で、どんな時でも笑顔が絶えない人生を送る事が出来るのではないか?と思います。

その様な思考状況に、全ての方々になって頂く為には、モデルになる人若しくは、キャラクターが必要だと常日頃より思っていました。漫画で表現した方がいいか?と思い、高知県で『ヘルプマン!』と言う漫画を描いているくさか里樹先生を訪ねてみたりもしました。日常の雑多で、ここに方向性を出しきれていないまま月日が経過していた先日、ある方と出会いました。私は、これぞ、笑老ライフのモデルになる様な人だと思いました。

Aさん、70歳、男性です。

いつも意気揚々としていて、声も大きく、笑顔が絶えません。お話をしていても、自然と笑顔になっていき、会話が弾みます。あんまり話が進むので『こんなにトントン拍子で話が進んでいいのかな?』と自分にブレーキをかけたくなる位前に進みます。

とにかく、前向きなのです。そして、この方には、人が寄ってきます。ほんと、仲間が多い方です。

何故だろう?私の人間見聞録魂に火がつきました。『Aさん、Aさんといると元気になりますし、出来るという思いに自然となるんですよ』『鷹尾君、君は、凄く嬉しい事を言ってくれるね。そう言われる事が一番嬉しいよ』『だって、本当の気持ちです。』『Aさん、何で私は、この様に感じるんですかね?』と、事もあろうか本人さんに伺いました。

『たまに、君に言われた様な事を言われる事がある。その都度、自分で自分を分析するんだけど、私には、ロマンがあるからじゃないかな~』と言われました。

この方は、幼少の頃より、時代背景的な事も含め大変ご苦労をなされてこられました。お話を伺うと、私では忍耐出来ない様なご苦労の様に思えますが、この方は、苦労を苦労と感じていません。苦しかったとは言われますが、その次に出る言葉は、『仲間に助けられた。仲間に本当に感謝している。』と言われます。

『おい、A、お前の夢は何だ。お前のヒーローは誰だ。お前には希望があるか。俺にはある。苦しいな~と思い、むしゃくしゃしてきたら、いつも目を閉じて、俺のヒーローの事や、夢や希望の事を考えるようにしてるんだ』

『その時、雷が落ちた様な気がしたんだ』・・・それからAさんは、哲学の勉強を行い、自分を信じれる思想を身につけ、いつも自分の感情を、コントロールされているようです。その訓練を何十年も行ってきているので、それが自然と自分のモノになり、今ではとっても魅力的な方になられています。

笑老ライフ・・・と言葉で言うのは簡単なのですが、伝えたい事を、お伝えするのは、とっても難しい。今回、Aさんの件で、突破口が見つかる予感がしています。モヤモヤから開放される日が近いかも・・・

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 9:21 AM  Comments (0)
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