人間見聞録・・ある会議から学ぶ

昨晩、とある介護事業所さんの全体会議に出席させて頂きました。

そこは、開設して2年、いろいろな事があり経営が安定していない状況です。何故経営が安定していないんだろう?

スタッフの方々は、悪い人はいないし、それより、犠牲の精神を持っている人が多い様に思えるし、何でかな~と思う中で、調査・把握・分析に入りました。

私が出した結論は、『チームとして機能しているか?』でした。全体の人数から言うと、10名位でしょうか?従って、社長が中心にいる文鎮型の組織になります。

昨日の会議に参加させて頂き、社長以下みんな、事業所の事、入居者さん、利用者さんの事を考えて一生懸命やっている様に感じます。ただ、それが点になり、空回りしている・・・

これを有機的に機能する為にどうすべきか?

会議が終わり社長と約1時間話をしました。

『〇〇社長、素地としては、良い状況になってきてますね。後は、点から線にどうすれば出来るかですね』『そうですね。みんなが少しづつ、行動を興してくれる様になった事が嬉しい。実は、今日、チラシ配布を、ドアtoドアでしてくれたんですよ。この暑い中に・・・それが何より嬉しいです。』『〇〇社長、私は、こう思うんです。スタッフの方々は、今までも気持ちはあったんだと思うんです。しかし行動まで及ばなかった。でも今何故行動を興すようになったと思います?多分、〇〇社長の言葉・気持ち・考え・行動が1つであると確信が持ててきたからではないですか?この事業所の中で、情報がどの川を流れていくか?はまだ私もわかりません。しかし、必ずその川はあると思います。今、ようやく、川の流れが、真っ直ぐなってきつつあるんではないですか?〇〇社長、今、この全体会議の他に、皆で集まり、情報を流通させる場はありますか?』『今は特にありません。』『もし良かったら、1度、アイデア会議的な場をやってみませんか?これは、社長が議長でも、スタッフの方が議長でもいいです。この場は、社長やスタッフの方が、個人となり、ここで決めた事は、いづれにしても結論付け、行動に興す場合は、行動し、行動しないとなれば、行動しない。皆で企画し、実行し、結論付ける習慣を創る有機的な機能を有する場となりますので、チームとしての機能が、次第に産まれてきます。川の水は、上流から下流に流れて行き、海にたどりつきます。情報や気持ち、意志についても、社長⇒スタッフ⇒お客様に伝わっていきます。だから、良い伝わり方・真意が伝わる伝わり方をしなければ、意味がありません。『意志と行動の一致』これを、お互いが認め合えば、必ず、チームワークが出来てくると思います。これだけ一生懸命動いている〇〇社長の意志をきちんと伝える場として行ってみませんか?』『わかりました。スタッフと相談して、皆に同意をもらえれば、是非やってみます・・』

と、その時点で、少しかわっておられました。

チーム・・・私は、一生、勉強していくと思います。高校野球で言えば、智弁和歌山高校の高嶋監督は、6年連続、夏の甲子園大会に出場しています。6年連続ですよ・・メンバーが入替りながらも、6年連続で出場できるのは、何かの秘訣があるのだと思います。

理想のチーム像があり、人を把握する力、人を分析する力、人がどうしたら力を発揮できるか?等、自分のものにしておられるのだと思います。私は、こういう事が出来る人間に成長したいです・・・

昨晩の会議・・出席させて頂いて、ホントに勉強させて頂きました。ありがとうございます。共に、〇を目指して頑張りましょうね。〇〇社長・・・

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 12:44 PM  Comments (0)
トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメントはまだありません »

まだコメントはありません。

コメントをどうぞ





(一部のHTMLタグを使うことができます。)
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

CAPTCHA