那珂川市 誕生!!

おはようございます。
台風一過で、今朝は清々しい朝を迎えています。
朝陽が眩しい(^^♪

さあ、今日から10月です。今年も残り3ヶ月となりました。
そして衣替えです。
それにふさわしい様な氣温になり、1年でも過ごしやすい月日を迎えます。

ところで
皆さん、今日は何の日かご存知ですか?

いろんな記念日がありますが、私にとっての今日は、那珂川町が那珂川市に変わった日。
那珂川市誕生の日なのです。

やった(^^)/

私は那珂川住民ではありませんが、この市とは少なからず縁があります。

父が亡くなり、那珂川市の駅前にある『ネクステップ』の真砂社長とご一緒をさせて頂きました。
当時、世間ではあまり聞かなかった『外断熱構法』の住宅つくりを行う為でした。
それまでは、内断熱と言いまして、躯体の内側で断熱をしていました。
外壁の薄い建物では、断熱を躯体の内側で行うと、ちょうど躯体の中で結露現象が発生する事になり、外壁が緑色になってきます。その為、その建物が、冬は寒く夏は暑い建物となり、寿命が短いという現象を生む事になっていました。

一方外断熱では、躯体の外で断熱を行う為、躯体への結露影響はなく、室内温度も外壁の厚みを増すと15度位で温度が安定して来ます。
だから建物の寿命が伸びる事になるんです。

その理論を持って住宅創りを行いました。

しかしやればやる程、建築単価が上がり、お金のある方にしか建築をしてもらえない状況になっていたのです。
この家創りを当たり前にしたい!
その想いを持つ真砂社長をボスとした私達の中では大きな課題となりました。
それから何度となく研究をしていきますが、一向に単価が下がりません。

そんなある日、タマホームの話を聴きます。その頃ちょうどタマホームが設立された頃でした。
家創りの工程を含め全て分解し、現代風の家創りに考え方を変える事をおこなっていました。

そこで行ったのは、単品管理と見積りと生産地の透明性でした。
建築の時に使用する部品や工程を分解します。無駄な工程やしきたりをやめ、仕入れ方の工夫や工程の工夫を試みます。
そして見積りの創り方も材料費・運送費・現場管理費・経費..という具合で、自分達の利益の数字をハッキリお出しする。というやり方をしていました。
使用する木材も、熊本の多良木の南斜面から切り込み..という過程を現地にお連れし、材木屋の社長様に案内をして頂き、その育ち過程を説明します。そういう1つ1つを観て、感じて頂き、共に創ろう!という進め方で家創りを行いました。

この独特な家創りでしたが支持を頂き、建てさせて頂きました。

この家創りをしている時に、那珂川中を走り回り、どっぷり那珂川に浸かっていたので今日の那珂川市への移行は感慨深いものがあります。
市政移行に向けて先頭に立って指揮をとっていた武末市長は、当時のお客様でしたので、余計にその想いがありますし、ネクステップ社の真砂社長も多いに尽力をされてきましたので、より感慨深いものがあります。

いろんな想い出が詰まっている那珂川町時代。
悩み苦しみました。

それゆえに、生涯 忘れる事の出来ない思い出になっています。
あの時があったから今がある。

この時代は、いつまでも私の記憶の中で生き続けるんだと思います。

このチャレンジ時代を想い出した今日、何か1つ新たなチャレンジをしたい!そう思います。

では今月もよろしくお願い致します(^^)/

Filed under: スタッフ日記 — admin 7:42 AM  Comments (0)
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