求感性

おはようございます。
令和2年1月6日月曜日の朝を迎えました。
今日は、3月の様な陽氣になるようです。
新年を迎え、良い天氣に恵まれています。

さて今日は、今年、私のデスク横に張り出している『感性論哲学』から、
感性の本質は、求感性(グカンセイ) について書きたいと思います。

昨年の11月、月野直美さんに『ホッ..とサロン』で講師を務めて頂いた際に頂いたプリントの内容の1つがこの事です。

皆さん、ご経験はありませんか? 命が欲しているのですが、理性が止める。って事。

私が27歳の時です。
その当時、私はアパート受注の仕事を行っていました。
来る日も来る日も糟屋郡の地主さんを飛び込みで回り、アパート受注をして頂く活動をするのです。
冬の寒い日はきつい。
ある時、ある郵便局長の奥さんとこういう会話がありました。
その日は特に寒い日で、訪問をした際に
『ホットココアでも飲んでいきなさい』
と言って頂き、厚かましながらご馳走になりました。
『あなたは、もっと違う仕事があると思うよ。』
そう親身になって言って頂いた言葉が胸に突き刺さりました。
当時の心境を思い返すと、今も胸が苦しくなります。

本当にしたい仕事ではない。

私の命はそう言っていました。
しかし、妻がいる。子供がいる。また1人子供が生まれて来る。
50歳までに3人の子供を育て、成人させる。これは次に繋ぐためにせんばいかん役割。

そんな想いがあり複雑な心内でした。

じゃあ何がしたい? 何をすべき? 

自分の心に問います。

そんな葛藤の日々が続いていました。気が付くと、家に帰り、タンスに話しかけています。

俺は何がしたいんだ! 俺は何をすべきなんだ・・

そんな時、野球が浮かんできます。野球に関わりたい・・ そして子供のオリンピックや家族のオリンピックに繋げて行きたい!
そんな想いが久しぶりに出てきます。
しかし一方では、そんな冒険をして家族を食べさせていく事ができるのか?
家族を幸せにしていく事が出来るのか?
もしそんな方向に進めば、妻を悲しませる事になるんではないか?

そんな事を理性が言います。

結局、理性が勝利し、ただただ働きました。

そこから暫くした28歳の時.. 人生が動き出します。

三好社長が40歳を迎え、青年会議所を引退しないといけなくなりました。
そこで・・ という事で、私をその後継者として入会させてくれたのです。
秋月支店長と乗り合わせた東京行きの飛行機の中でその話は決まりました。

あの暗黙の世界の中から一筋の光が見えてきた瞬間でした。そこから私の求感性がムクムクと目をだしてきます。

あの時、悩みに悩みました。
そして出した答えが、今、自分の足元を見つめながら、家族を第一に考え、自分は家族の為にやる役割を果たす。という
決め方としては、自分に言い聞かせる感じで決めました。
しかし、そこから人生が動き始めます。

私としては、求感性を止めた。と想っていましたが、むしろ逆だったんです。
逃げ・・ をやめ、今の厳しい中で生きる。
そう決めた中で、求感性が力を発揮しました。

必要な現実から逃げる事は、その求感性を殺しかねません。

今、あなたに必要だからこの厳しい現実があるんだよ。
それを素直に前向きに受け入れ、自分と戦おう! そうすれば、フルに求感性が働き、向かうべき方向にきちんと向かう事ができる!

そう教えられたのです。

ありがたいと思います。

皆さん、今週もよろしくお願いします。

Filed under: スタッフ日記 — admin 7:11 AM  Comments (0)
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