願い

おはようございます。

令和3年1月12日火曜日の朝を迎えました。

今日で、2593回目の投稿です。

 

皆さん、もし自分がコロナ患者さんが相当数いる現場で働いているとしたら..

テレビを観ていると、医師や看護師さんがそういう現場で働いている映像を目にします。

もし自分が.. 皆さんが.. その現場で働いているとしたら、どんな精神状態になるでしょうか?

それも持病があるとしたら..

 

初場所を迎えている大相撲。

場所が始まる前、ある力士が引退しました。

この力士は、コロナウィルスに感染する事を恐れ、休場したいと協会に申し入れたそうです。しかしその理由では休場を認める訳にはいかないとなります。その結果、その力士は引退をする事を決断したのです。後日談でその力士は心臓の手術をしていたと聴きました。つまり心臓に持病があったのです。

死が怖い。その怖い死を、このまま相撲をとることで迎えるかもしれない。

コロナウィルス感染から死をイメージしてしまうと、怖さが先に立ち、前に踏み込む事が出来なくなる。

 

医療現場で働く医師や看護師さん達で、この力士と同じような心境のなか、もがいている人が多くいるのではないでしょうか?

実は、私の妻がそうなんです。持病がある為、その恐怖と日々戦いながら看護師をしています。時に言うのが、「私、この家に帰って来てもいいのだろうか?」って、本気でいうのです。

その妻は、死ぬのが怖い。そう言います。今、死を迎えることが怖い。死にたくない! そう言うのです。

現場から離れると決断することは、患者さんを見放すことになる。看護師としてどうなのか.. 一所懸命に働いている同僚がいる。その同僚を裏切る事になることが心苦しい..

感染をしていない(PCRで陰性でした)のですが、感染した時のことをイメージするため苦しんでいるのです。なってもいないことを考えることは、自分を活かすことに繋がらない。

 

いま、私にできることは、寄り添うことだけです。

苦しい旨の内を聴きながら、自分だったら.. をタイミングタイミングで話すことだけだと思っています。

自分に正直に.. 自分に素直に.. 自分の生きる方向を決めるようにして欲しい。ということと、どんなことがあっても支える。というメッセージを伝えています。

 

今日も戦いに向かいます。

怖いだろうと思う。

どういう決断でも、決心したその覚悟に従い、支えて生きます。

 

どうぞ、妻が笑老ライフに生きる事ができますように..

Filed under: スタッフ日記 — admin 7:04 AM  Comments (0)
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