家族・人間関係・変化・無限の幸輪

先日、バンさんと久しぶりに食事をしました。バンさんのお母さんは、有料老人ホームで生活をされています。バンは、入居された頃のお母さんと、今のお母さんを比較され、その変化に、とても喜んいました。バンさんが、幼少の頃のあのお母さん、学生時代の頃のあのお母さん、青年になった頃に知っているあのお母さん、どのお母さんも、バンさんにとっては、大好きであり、尊敬するお母さんであると思います。そのお母さんが、突然の病で、自分が知っているお母さんと別人の様になった時、どんな気持ちになるでしょうか?

私なら、お母さん、しっかりして。ほら、あの時の様に、病気なんかに負けてたまるか・・・お母さん、お母さん・・・と求めるでしょうね。

今、バンさんのお母さんが入居している所は、お母さんを受け入れて、お母さんが変化する事で、ご家族にも良き変化が訪れる様に・・・と願いながらケアを行っています。

そのバンさんのお母さんに待望の変化が、最近現れてきたのです。それは、笑顔でした。

その笑顔は、バンさんの心にも微笑みをもたらし、今、バンさんは、お仕事の傍ら、介護で悩んでいる

方の相談にのり、解決できるようなお手伝いをされています。私は、そんなバンさんとお話ができ、

とても幸せな気持ちになれます。とっても嬉しい。人と人の関係、親と子の関係、この関係は、誰しも

壊したくない関係でいたいと思っていると思います。その関係が、病気を境に、くずれたり、乱れたりし

そのまま修復不可能になっていく。そんな例は、たくさんあると思います。しかしこの時、第三者がかかわり、その第三者が、その人間関係を良好になれるように関われれば、どんなにいいか・・・

今回、そこの有料老人ホームで働いている方々は、見事にその役割を果たされたのだと思います。

この様な三角関係が、誰の近くにも、どの人の関係の中にも出来る様に、私達も頑張れねば・・・

バンさんのお母さん、バンさん、(鷹尾)

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 8:57 PM  Comments (0)
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