人間見聞録・・男クラブ結成 ???
皆さま、おはようございます。
今朝の福岡地方は、☂・☂・☂です。雨の勢いも増してきています。事故がなければいいですが・・・
さて今日は、男クラブ??という何とも変なタイトルをつけました。
現在、サービス付高齢者住宅「安息」には、40名程のご入居者が生活されており、約半数の方が、認知症兼車椅子の生活をされています。
先日から、ご入居されている方のライフプランを創り、そのプランの実行をし、ご本人の状況を調査・評価しながら、どこを、どう改善する為に、どんなサービスが提供できれば、それぞれのご入居者の方に、この住宅の事業テーマである「安心と活力ある生活をプロデュースし、人生最期の時まで穏やかにお過ごし頂けれる」が実現できるか?を模索しています。
その中、昨日、ある言葉を耳にしたのです。
安息のご入居者の中で、唯一タバコを吸われる方がいます。この方は、認知症です。これをどうしたら辞めれるか?について、ご家族からかなり責められて、お金も取り上げられた方がいます。
昨日の朝、その方の部屋に伺い、「会長、朝散歩に行きましょう。」とお誘いし、2Fでタバコを1本、ライター1つを貰い、タバコを吸いに行きました。その時、いろいろ話をしたのですが、「だんだん爺ちゃんになってきたな〜」とフウ〜と呟いた瞬間がありました。
安息には5名程、介護を要する方がいらっしゃいますが、そのほとんどの方が、先程の方の様な嘆きをお持ちのうように感じます。
昔は人間として、男として、一家の大黒柱として自信と誇りの中で生きてきたんだと思います。それが、病気をきっかけに自分への自信がなくなっていき、周囲からは、かわいそうな人扱いされるし、ご家族からは、子供の様に怒られるし・・ 可哀想です。
私は、そんな気持ちがよくわかります。
自分自身、19歳で交通事故にあい、20歳で右足が8cm短くなりました。街を歩いていても、ビッコ歩きになるので、すれ違う人が皆私の足をみます。知り合いにも、可哀想・・的な事を言われたりもしました。
それがどうしても嫌でした。外も歩きたくない気分になります。何だか晒し者になっているかの様な気分になります。
だから、先程の大先輩の気持ちもよくわかります。
今、これをどう解決したらいいか?でいろいろな事を考えています。
その中の1つに「男クラブ」構想があります。 壮大な構想です。
その5名の人に、コミュニティーを創る必要があると思います。
同じ気持ち、同じ経験をしている人同士だと気心がしれて仲良くなると思いますので・・
今の所、寸劇をしようかな〜と思っていますが・・・
今日、3名の方と話をし、どうすればいいか?を模索してきたいと思います。。
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