人間見聞録・・即・感・動・考

皆さん、おはようございます。

今朝の福岡地方は、冷え込みはしましたが、天候は、回復基調です。なぜか、三洋軒のラーメンが食べたくて・・朝からそんな気分です。珍しい。。

今朝も、南里のバス停でバスを降りますと、志免西小学校の正門で、執行校長が立っています。。「おはようございます。。」と気持ちの良い挨拶を交わした後、とっても爽やかな気分のまま職場に向います。すると、小学生が向こうから歩いてきました。。「おはよう!って挨拶しよう。。」そう思い、爽やかな気分のまま挨拶をしました。

「おはよう!!」

「おはようございます。。」と、笑いながら私の全身を見渡しながら言うではないですか??

「はあ???」 なんで笑ったのか未だに不明ですが、さぞかし、爽やかに言った事に違和感があり、そのギャップが面白かったんでしょうか??

その後、食事の準備と後片付け、申し送り、ミーティング等々を終え、ようやくパソコンまでたどり着きました。。

話は変わりますが、先日、とある話を同僚より聞きました。。その話を聞き、凄く感動すると共に、自分だったらどういう行動をとっていただろう??と思いましたので書きたいと思います。

その同僚が休みで、外出をしていた時だったそうです。。いつものコースを通り、目的地に行こうとしていたらしいのですが、いつもの道が混雑していたので、ルートを変えて目的地に向かっていたそうです。。

すると道路の中央に車が止まっており「あの車!!」と思った瞬間、

「助けて下さい!!」と若い女性ドライバーが車から降りて来たそうです。とにかく周囲に向かって「助けて下さい!!」と。。

その同僚は車から降りて、その女性の方に向かうと、車の後部座席にぐったりとした赤ちゃんが横たわっていて、「私、どうすれば良いですか?この子が死んじゃう。私どうすれば良いですか???」とお母さんは動揺していたそうです。。

そこでその同僚が、どういう行動に出たか??

冷静に脈をとり、熱を確認し、顔色、呼吸等確認したそうです。みるみる内に顔色が紫っぽくなり、白目をむいてきたそうです、事態は急を要す。。と判断したそうです。。近くにいた人に、救急車の手配をお願いし、体を柔らかくこすり、ソフトタッチで心臓マッサージを行い、手当に務めたそうです。

すると「近くに小児科があるから駆け込んだ方が良い」と近くにいた男性が声をかけてくれたそうで、その同僚は、その子のお母さんに「小児科に連れて行きますか?それとも救急車を待ちますか?」と問いかけたそうです。うろたえているお母さんは、

「私はどうしたらいいんでしょう??」と泣き叫ぶばかり。。

「時間がない。。」と判断した同僚は、その赤ちゃんを抱きかかえ、小児科目指して走ったそうです。1歳になるかならないか?の子供の首を安定させながらの駆け足は、大変だったそうですが、その時は、無我夢中だった様で、

「普通なら100m走ったらゼーゼー言うんだけど、その時は、きつくなかった。。」と言っていました。。

無事小児科に届けた後、診察があり、先生は自分の手に負えない。。と判断したらしく、結局救急車を呼ぶ事に。。そして、救急車を見送りその場を後にしたそうです。。

 

この一連の話を聞き、私がその同僚だったらどういう判断をし、どんな行動をしただろう??と、この数日考えています。。

私の場合、この同僚の様には出来ません。。だから、こういう機会がありません。。どうしたら出来るんだろう??

長女が3歳の時、熱性痙攣で倒れました。顔色が変わり、ひきつる我が子を見、

「窒息死する。」と思った私は、口の中に手を突っ込み、舌を掴み、「〇〇!〇〇!」と叫んでいました。妻には、救急車!救急車!と言い、とにかくパニックです。。

救急車に乗り、病院に行きますと、先生に怒られる始末。。「熱性痙攣の対応の仕方くらい、勉強しておきなさい。。」です。。先生の言う通りでした。

そんな私ですから、その同僚の様な行動が出来るかどうか???

 

こういう事態の時、どういう行動が取れるか?? その子のお母さんの様に、動揺し、腰を抜かす様になるか?冷静に行動できるか?大きな違いです。この違いはなんでしょう??

経験の差、いかなる状況も想定しているか?いないか?の差、何が起きてもおかしくない。と腹をくくっているか?等々、挙げればいろいろあるかもしれません。。

以前、このブログでも書きましたが、「愛とは衝動」。「愛とは即・感・動。」そんな気がします。

川で我が子が溺れている。。「飛び込んで救けるべきか?」と考えるでしょうか?「救けて、無事、岸にたどり着くにはどうしたらいいか?」については、飛び込みながら考えると思います。。

従って、「即・感・動・考」が、同時並行しながら動いている状態だと思います。。

常に、こういう自分でありたいですね。。

同僚君、この話を聞かせてくれて、ありがとう。。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 10:28 AM  Comments (0)
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