人間見聞録・・税務署の人

皆さん、おはようございます。

今朝の福岡地方は、またまた曇です。。どよ〜ん・・としています。。私の花粉レーダーも働き始め、忍耐の時を迎えています。

今日は朝から知り合いとも偶然出会ったり、子供達と心地よい挨拶も出来たりで、とっても気持ちよく、能動的な1日になりそうです。。

 

昨日、半休の私は、昼から確定申告に行ってきました。場所は、香椎税務署です。。

そこに到着しますと、ものすごい人・人・人・・。「順番が来るのに、1時間半〜2時間かかります。」と説明を受け、番号券を頂きました。私の番号と現在呼ばれている番号には、約150番の差があり、「これは暫く回ってこんな〜」と腹を据えて待つ事にしました。

辺りを見回すと、高齢者の方が多い事に気がつきました。。本当に多い。。手に大きな袋を抱え、その袋の中からドサッ・・と書類を出しています。。私が腰掛けていた椅子の前で対応していた年の頃から言うと20代後半の男性が、「宜しくお願いします。」と気持ちの良いトーンで高齢者の方を出迎えます。丸刈りで、とっても表情が柔らかく、何とも良い雰囲気です。。

ゆっくりと大きな声でしゃべる高齢者の方に丁寧に耳を傾け、スムーズに事が運ぶよう進めて行きます。

「高齢者の方の事を良く勉強しているな〜。とっても賢い」と思いながらズッ・・とそのやりとりを見ていました。暫く書いて頂く書類があると判断した彼は、「もう1人対応できますよ・・」のサインを、交通整理をする担当者に送ります。「宜しくお願いします」。。何と、1人で2人の人を一度に対応しているのです。。しかし、彼の姿勢に変化はありません。。

凄〜い!!

そうこうしている時、その男性の向かい側で高齢者に対応していた女性の担当者が、わからない事が発生したようで、その彼に質問をしました。しかしその彼は、表情1つ変えずに、誠実に対応しているのです。。

凄〜い!!

仕事の優先順位の付け方、1つに対する真剣さ、間合いのとり方・・・どれをとっても素晴らしい仕事ぶりです。。

「この人に対応してもらえないかな・・」そう念ずる中「お待たせ致しました。686番の方どうぞ」。。残念ながらその男性ではありませんでした。担当の方の処へ行くと、若い女性の方です。。悪い気はしなかったのですが、一瞬、「マニュアル的に対応するかな??」と思ったのですが、私に合わせようと接してくれ、何とも心地よい中で確定申告を終える事が出来ました。

 

本来であれば、税理士さんに相談した後に申告をするべき所、1から税務署職員さんに質問をし、1人で長時間税務署の職員を使っている高齢者の方を多々見受けました。。

超高齢社会の中で、税務署は、高齢者の方に対応する勉強を良くしている様に感じます。一方で、我々サービスを受ける者は、税金で行なっているサービスなのですから、平等感を持って臨むべきところです。。

「消費税増税」の法案が出るかどうか??のニュースが流れています。。

もしこの様な公共サービスが出来なくなったら、皆さんどうするんでしょうか??

自分でお金を払って勉強し、インターネットの使い方も勉強し、それが出来て初めて申告が出来る。。となります。。

考えさせられますね。

今から先、あの男性や女性の様な方に対応して頂いてサービスを受ける為に、私達はどうすればいいんだろうか?

考えさせられますね〜。。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 8:47 AM  Comments (0)
トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメントはまだありません »

まだコメントはありません。

コメントをどうぞ





(一部のHTMLタグを使うことができます。)
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

CAPTCHA