能動者の1人でありたい。
おはようございます。1,200回目の投稿です。
昨日、糸島に行き新・地域支援に関する糸島の取組について勉強してきました。
その中で、いくつか印象に残った言葉がありましたのでご紹介します。
Q あなたにとって、安心して地域で暮らすとは、どういう事ですか?
その質問についての私の回答は、『地域住民の方の事を知っている事』と答えてきました。最大のセキュリティとは、知り合いになり、把握している事だと思っています。叔母さん達がお茶を飲みながらご近所の情報交換をしています。これは、こういう防御本能から来ているとの話を、以前大学の先生の研究発表で聞いた記憶があり、『そうかな?』と思いつつ日々を過ごす中で、私もそう思うようになりました。
参加者で、毎週地域公民館で地域住民の方の居場所創りとしてサロンを運営しているパネラーのお1人が私と同じ事を言われたんです。かなりうなずけました。
またその方が発した言葉で・・
『私達は、この場所に住み続けるしかない時代を生きている』という深く、決意と覚悟のこもったお言葉を伺えました。確かにそうなんです。
どこで死ぬか?どこで死にたいか?
人口が減少する中、病棟だとか施設と言われる場所で働く人が不足してくるためそこには一部の方のみしか入れませんし、一時的にしか入れません。そうかと言って、そういう人手のある地域に引っ越そうとしても自宅が思う金額で売れませんし、売れません。ではどうするか?
またまたその方が言われた事や講師の方が言われた言葉として『介護保険を運用してみたら、その方と地域の縁を切る様になってしまった。その方の地域での居場所がなくなった。』という言葉でした。
私は今までそう考えた事がなかったものですから特に印象に残っています。
そして、いよいよ来たか・・ と思うお話がありました。
『〇〇市が、全ての人を対象とした地域包括ケアを打ち出します』という話でした。
全ての人?
お年寄りや障がいを持つ方、子育て等々、今現在縦割れになって運営している内容を、包括する。という事なんです。素晴らしいですよね。
縦から横へ。。
これでそれぞれが役割を持てるし、横になる事で、コストも安くなると思います。
お年寄りは、経験を活かしながら役割を持てる。子供は元気と素直と無邪気でエネルギーを与えられる。障がいをお持ちの方は、それを受入前向きにいきる人間力を活かしながらの役割が持てる。皆が主役の役割があります。
富山の『この指と〜まれ』方式です。。
急激に時代が共生時代へと進んでいってます。横の人、前の人、後ろや斜めに前にいる人・・等、人と繋がっていく時代。。
とっても素晴らしい。。
こういう変化や時代を素直に受入、前向きにそれに取組む事が重要だと思います。。
能動者の1人としていたいものです。。
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