人間見聞録・・・姪との会話から学んだ事
昨日、このブログで、マザートークの事を書かせて頂きました。
妹とは、もっといろんな事があったので、運転中にいろんな事を思い浮かべていました。そうしたら、どうしても、姪のじあいちゃん、あっちゃんの声が聞きたくなり、夜、電話をしたんです。じあいちゃんとの会話で楽しみにしていたのは、『ちよしおじちゃん!!』と呼んでもらう事で、あっちゃんからは、『つよしおじちゃん』でした。
まず、マザートークと話をしました。『元気にしてるか?』『あっ、兄ちゃん、元気にしているよ!』と世間話をひと通り行った後、『所で、今、じあいちゃんおる?』『おるよ、代わろうか?』『うん・・』その後、ごそごそじあいちゃんと話しています。電話に出ることを決意したのか、いつもなら話すまでに時間がかかる女の子が、猛然と、今日、保育園であった出来事を話してきます。
『今日ね、織姫様と彦星様の絵を描いて・・・・』『そうか、良かったね。美味しかった・・・所でじあいちゃん、今、電話で話している人はだーれだ?』と質問しました。すると、『いやだ、もう、・・・・・』電話口でそういい、逃げていきました。『ガックリ・・・トホホ・・・』です。
がっかりしているとじあいちゃんが電話に戻ってきました。『おっ、さすが じあいちゃん』と思った次の瞬間、『あっちゃんと代わります』とだけ一方的に言い、電話口から消え去ります。
『こんばんは。』次はあっちゃんです。『あっちゃんね、猫ふんじゃったを弾けるようになった。』実は、私の家にあった、母からプレゼントをして貰ったピアノを、あっちゃんに、最近プレゼントしていたのです。あっちゃんからすると、ピアノの成果を報告しないと・・・と思ったんでしょうね。一生懸命、その上達振りを伝えてくれます。
『おじちゃんはね、あっちゃんは、素晴らしい人間だから、素晴らしいピアニストになると信じているよ』と伝えました。するとあっちゃんは『嘘やろ?』とすかさず言います。『だってね、お父さんが、あっちゃんが猫ふんじゃったを弾いていたら、何回もその曲を聴いたから、別の曲を弾いて・・・って言ったもん。』『あっちゃん、おじちゃんは、本当に、あっちゃんは素晴らしいピアニストになると自信を持っているよ。あっちゃんならなれると思っているよ』『ほんと・・あっちゃんは、猫ふんじゃったが弾ける様になってとっても嬉しい』『そうか、それで良いんだよ。他の曲が弾きたい・・と思った時に弾けばそれで良いんだよ。』『そうだ、あっちゃん、おじちゃんの歌を創ってみてよ』『ええっ・・おじちゃんの曲・・・あっちゃんはできんよ・・』『そうかい・・おじちゃんは、あっちゃんと一緒に歌いたいな~、あっちゃんならおじちゃんの曲を創れるとおもうけどな~』『ええっ~』あっちゃんに、自信を持ってもらおうと思って話していたのが、私が変な事を言った為に、違う方向へと向かいそうになったので、そこからハンドルを切りなおしました。
『あっちゃん、おじちゃんが今度遊びに行った時に、猫ふんじゃったを弾いてね。おじちゃん、楽しみにしているからね・・・』『うん。そして、あっちゃんが、おじちゃんの曲を創っていたら、一緒に歌おうね・・』これには、ビックリです。
マザートーク家の2人の姪は、話をしていて、とっても怖いし、とっても面白いです。
テレビもラジオもない山の中での自給自足的な暮らしをしている為、良く会話をしたり、本を読んでいます。また、毎晩ピアノを弾き、とっても音感の良い子です。ある種、毎日決めた事を、楽しみながら出来ている子供達です。
だから、話していても真っ直ぐ私の目を見ますし、真っ直ぐな心を持っていると思います。そうそう、年齢ですが、あっちゃんは、6歳。じあいちゃんは、3歳です。
まだまだ小さい小さい人間ですが、とっても話がいのある人間です。
嘘でも何でもなく、純粋に『素晴らしい』と思っています。しかし、彼女からすると『嘘やろ』と思える言い方だったのかもしれませんし、猫ふんじゃったの曲で、お父さんと生じた『あきた。別の曲を弾いて・・・』にとっても傷ついたのかもしれません。
私達大人は、子供の持つ『素晴らしさ』や『可能性』を、閉じ込めているのかもしれません。
多分、私も、自分の子供達にそうしてきている。と思います。
正月に家族が全員集合します。その時、子供達に聞いてみます。もし、そうであれば、素直に謝りたいと思った昨晩でした。
鷹尾ちよしサンのファミリー皆さん素敵(*^_^*)
妹さんとも是非お会いしてみたくなりました。
いつか機会があればいいなぁ~
自分の妹にしては、ちよし兄と違い、いい子ですよ。呼んであげて下さい・・・