今年を振り返る・・5

おはようございます。
今朝は好天の12月15日金曜日です。
この後、栄光病院の方へ行き、朝礼でお話をさせて頂く事は決まりました。
寸前で変えるかもしれませんが..

さて今年を振り返るシリーズラストの今日は、今年1番記憶に残っている出来事についてお話をさせて頂きます。

それは、このブログでも書きました10月10日の事です。

その日の夜中に陣痛が始まり、妻と一緒に病院に行く次女。いよいよ出産体制です。
やきもきしながら仕事に行きます。
そして13時2分。
『産まれました(^^♪  元氣な女の子です。』
の報が入ってきます。
ホッ・・と安堵。。その瞬間、
『じいちゃんになった』
と薄く実感する自分。

仕事が終わり、喜び勇んで孫の待つ病院に行きます。

病室に入る前か、入った後かは覚えていませんが、なぜか携帯を見ます。すると妹からラインが入っていました。
文章を読みますと、
『マツ子叔母さんが亡くなった』と。。

『ええええーーー』
と思いました。

なぜなら、2日前の夜、従兄からの電話に、『直ぐ行くべし』と感じた私は、お見舞いに行きました。そして叔母の表情や雰囲氣を感じましたが、
『まだ大丈夫』
そう想ったんです。

叔母の家族は、叔父・未婚の従兄の3人でした。
『自分の命はそんなに長くない』
と悟ってからというもの、従兄の生末を心配していた叔母。
『子供をもう1人産んでいれば..』
『もっとはやくに〇〇を結婚させていれば..』
『剛君、私が死んだら〇〇して欲しい。頼んだよ。』
いろいろとその心情を聴かせて貰いました。

そしてこの日も
『剛君、さっきいた女性をどう思う?』
と聴いてきたんです。
そうです。
従兄の嫁さんにどうか?と。

その後は、
もういてもたってもいられなかったんでしょう。
痛みや苦しみから看護師さんを呼びますがなかなかきてくれません。
ようやく来てくれた時、叔母の心情が口から手から放たれ、身体拘束をされた話を聴きました。

その叔母が、従兄が叔父が入っている施設に下着の着替えを持っていっている間に亡くなったとの事でした。

その話を聴き、とても辛かった。。

この10月10日。
なぜ私にこの命に関する出来事が起きたんでしょうか・・
命の誕生・命のおわり。。

孫からは、元氣や笑顔。そして、人と人を結び付ける高いエネルギーを頂きました。
叔母からは、私の心の奥にあった『全ての人にホスピス・ターミナルケアを受けて、最愛の人とのお別れをして欲しい』という願いを、私の中枢に据えて貰いました。

この実現に向け、孫から貰った創るエネルギー。
叔母から貰った決意のエネルギー。

これら2つのエネルギーを糧に、
想いの実現に向けて、より一層具体的に取り組んで行きたいと思います。

2018年。

この年が、想い実現に向けた大きなステップの年でありますように。
そう心から期して望みたいと思います。

Filed under: スタッフ日記 — admin 7:47 AM  Comments (0)
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