人間見聞録・・涙

涙には、幾つもの、思い出がある。

私が親しくさせて頂いている〇〇親子が、ある野球チームを退部したい・・との相談を受けました。いろいろ悩んだ末に出した結論でした。

そこに至る過程には、いろいろな事もあり、議論もありました。ひとえに、子供達の為であり、一体、指導をする指導者とは・・という事についても多く議論しました。

指導者とは・・と質問された場合、皆さんは、どの様に応えますか?

私の思う指導者とは、自分の事を良く知り、自分に誠実で、自分の生き方を伝授できる人であり、指導する人間の性格や家庭環境等も含め良く知り、その人間に、生きていく方向性や希望を示せるような事ができ、尊敬される人間の事をいうのではないか?と思います。

しかし、〇〇親子が入っていたチームの監督は、選手達がそこのチームの監督を尊敬するどころか、その逆の状況で、私が話を聞いていても、よくそれで指導者が務まっているな~と思うような事を行っています。多分、指導者とは・・の考え方が違うのでしょうね。

〇〇親子の、お父さん・お母さんは、悔し涙を流していました。そして、お父さんは、いろいろな方が親身に相談にのってくれる事に関して、とても感謝されていました。その際に流した二つの涙・・その指導者に見せてあげたい気持ちです。

私も、最近は、よく泣くようになりました。不思議と涙を流した後は、すっきりし、リフレッシュします。悔し涙は、余り流したくありませんし、流しませんが、うれし涙や感動の涙は、最近よく流します。

今回、〇〇親子の、お父さん、お母さんの気持ちが、手に取るようにわかる為に、私も同じ位悔しく、思わず悔し涙を流してしまいました。

その指導者を人間的に避難するのではなく、その人の考え方や、そこで行った行動が許せません。

人を指導する事は、とっても難しく、とっても腹を据える事が必要であり、最も自分に厳しくできる人が行うべきで、その様な方がはじめて、人を指導する事ができると思います。

いろいろな指導者の方がいらっしゃると思いますが、ちょっと立ち止まってみて下さい。そして、振り返ってみましょう。自分は、どの様な指導者であるか?自分は、本当に指導者で良いのか?

是非、〇〇親子の様な人達が生まれない様に、お願い致します。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 1:20 PM  Comments (0)
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