コミュニケーション

おはようございます。
令和2年12月11日金曜日の朝を迎えました。
朝焼けが綺麗です。
今日で2572回目の投稿となりました。

今朝は、嬉しいニュースから始まりました。

職場につき
メールを確認すると
嬉しいニュースが沢山あります。
特に最初に見たメールは、昨年別府3町内会さん主催 志免西・地域協働ネットワーク後援 NPO法人志免地域支え合い互助基金助成 で行われた『認知症の方を対象としたやさしい声かけ訓練』の事についてでした。

志免町の人権学習の中で、この訓練に当時小学校6年生として参加をしてくれた〇〇さんが、この訓練の時に自分が感じた事や今後行いたいことについて書かれていました。
その内容を拝見させて頂き、心の底からこの訓練を企画し、町内会さんに持ち掛けて良かったと思いました。

私の母は、認知症でアルツハイマー病です。現在、要介護4になります。
約2年、一緒に生活をしましたが、母としては聴きたくない言葉 私としては言いたくない口調や言葉が出る様になったこと、妻と母との喧嘩がでた事..等々で、別々に暮らした方がお互いの為になると考え、関屋さんのご厚意で入居をさせて頂きました。2年ほど、関屋さんのデイサービスやお泊りサービスを利用していた為、その後はスムーズに行き、母は元気に暮らしています。

その母と一緒に暮らしていた時、何度となく母がご近所さんや地域の方々にお世話になりました。
どこにいったんだろう?
探し始めた時に
ご近所の方や地域の方が家に連れてきて下さるのです。
その時の第一発見者が小学生だったという事がわかりました。

小学生は、知らない人に声をかけてはいけません。という趣旨の事を教えられています。
様子がおかしい母を見て、近所のおばさまに
「あのおばあちゃん、道に迷っているみたい」
そう伝えてくれます。
その報を受けた地域の方が
「どこかお探しですか?」と声をかけてくれます。
必ず犬と一緒に出かけていた母。
犬の首輪の所に住所等を記載していましたので、それを見て家までお連れして下さるのです。

小規模多機能サービスがない町に住んでいる為、どうしてもデイサービスから帰ってきて
私達が仕事から帰るまでの2時間のタイムラグの時に行方不明になるのです。

その経験から、別府3町内会では
認知症の役を高齢者の方に。
やさしく声をかけるのを小学生6年生のチームに。
という割り振りで行いました。

ぶっつけ本番です。

声をかけて頂いた方が、声をかけてくれた人についていきたいと思ったら
「やさしく声をかけてくれてありがとうカード」を手渡します。

今回の人権学習で文章を書いた〇〇さんは
その方が認知症であるかどうか?がわからない。どう声をかけて良いかわからない。
今後は、日頃から地域のお年寄りの方と日頃から積極的に挨拶し、声を掛け合いたいと思う。と締めくくっていました。

笑老ライフ研究所では
「認知症の方とのコミュニケーション講座」
を始めたいと、照屋君を隊長にして準備を始めます。
この講座は相当な意義があるんだと思うのです。

なぜか..

高齢社会になり
日本の中のコミュニケーション手法が変わるからです。
それは
説得コミュニケーション から 納得コミュニケーション へ。

このコミュニケーションができる人に変わる必要があるのです。
そでないと、協調の時代のなか 地域包括ケアシステムは成り立ちませんし、協働すらできない。

このとっても大切なコミュニケーション手法を
その根源から提供できる団体になりたいと考えています。

Filed under: スタッフ日記 — admin 7:14 AM  Comments (0)
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