母
おはようございます。
令和3年2月11日建国記念日の朝を迎えました。
今日で、2615回目の投稿になります。
膝の手術をする為に昨年の10月から福岡暮らしが始まった義母は、明日長崎に帰ります。
『お母さん、長くて短い福岡暮らしでしたね(^^♪』と言いますと『そうばい..(^^♪』と言ってました。
明日からは、長崎で1人暮らし。1週間だけ妻が同居します。その中で生活リズムをつくることになります。
今日は、この話からスタートしました。
昨日、妻からの依頼で、義母が通う通所リハビリテーションの施設長様、スタッフ一同様宛に手紙を書きました。
手紙を書いていますと、10月からのことを思い出しました。
『こうやってお母さんと暮らすのは、今生で最後なんだろうか?もしかしたらそうかもしれない。悔いが残らない様に一緒に暮らそう』
そんな事を想って一緒に暮らし始めた10月。
病院に検査に行き、手術が11月下旬になると聴いた時の母の顔が今でも忘れられません。何とも言えない苦悩の顔でした。
『あと1ヶ月もまたにゃいかん』
ここから母のレジリエンス力が発揮されます。
キチッと切り替え、入院日と手術日をカレンダーに書き、1日1日の楽しみを見つけていきます。まるで、マラソンをする時に目標設定をする【あの看板のところまで】に似た手法です。
そんな過ごし方をしながら入院日を迎え.. 手術を終え.. 転院し.. 年末年始を病院で過ごし.. そしてそして退院の日は病院関係者や同部屋の方々が、ハンカチを振って見送って下さったとの事。
今を楽しく優しく愛を以て過ごす母の生き様です。
その結果だと思いますが、予定より早いスピードで歩けるようになり、順調に回復をしている状況です。
この母の生き様を観ていますと、常に真面目で前向きに一所懸命に生きています。そして、愛に満ち溢れた勤勉家です。計画的で能動的に生きているので、観ているこちらも疲れません。
今日がこの母と暮らす最後の日。
また一緒に暮らす事ができる日が来ることを信じて明るく見送りたいと思います。
お母さん、背中を見せてくれてありがとう(^^)/ その恩に報います。
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