人間見聞録・・一途な高校球児、関君。。
今日も仕事です。。。
今日は、長崎日大 対 筑紫台 の硬式野球の練習試合が、長崎日大Gであります。
筑紫台高校野球部に、関君・・と言う副キャプテンがいます。彼は、野球が大好きな高校生です。
今年、高校ラストイヤーを迎えました。 たぶん、『夏の甲子園』を目指して、日々、努力していると思います。とにかく、野球に向かう姿勢が素晴らしく、自分に厳しい仲間想いの選手です。
彼が中学生の時に、彼のプレーを見ていました。
彼が中学2年の時です。
8月に山鹿大会と言って、中学3年生のお別れ大会があります。この時、彼は、2年生だったのですが、2番遊撃手?だったと思いますが、試合に出場していました。
3年生のお別れ試合・・という事もあり、下級生の彼は、3年生との思い出を胸に秘め、3年生に有終の美を飾って貰いたい・・と懸命にプレーをしていました。
接戦つづきの試合の中、私の中で、生涯思い出に残るであろうプレーが産まれました。
同点で迎えた試合展開。。走者を抱え、相手に点数で先を越されるピンチの場面でした。彼の所にフライがあがったのです。私達は、これでピンチを乗り切った・・と思った次の瞬間、走者と彼が接触し、ボールがグランドに落下・・
『あっ・・・』
次の瞬間、抗議プレーとなります。喧々諤々、約90分の試合中断です。
結局、相手チームに点数が入りました。何ともなるせない気持ちが漂う中、すこーしばかり、異様な雰囲気に球場が包まれます。
いよいよ最終回の裏の攻撃が始まりました。3年生がチャンスを作り、2アウト。彼に打順が回ってきました。
『打て、関君。自分を信じ、仲間が傍についているぞ!! 思いっきりプレーをするんだ!!』
私は、得点版の所から、大きな声を出して、関君に届け!!とばかりの声を出します。
その時です。
『カキン!』・・かわいた音が・・・
打球は、右中間を破り、てんてんと転がります。。
『走れ! 走れ!』
みんなの想いを背負ったランナーが、ホームイン! 『やったーー!!』
逆転サヨナラ勝利でした。。
『あの時、自分がもう少し注意していれば・・』と、打席に入った関君はそう思ったに違いありません。
『僕の責任で・・僕が取り戻すんだ。そして、お世話になった先輩に恩返しをするんだ!!』と言う心の声が聞こえる位、気合の入った一打であったように思います。
その関君が、この夏、いよいよ、夢である甲子園目指して、ラストスパートをかけます。
そんな彼を、一目見たい・・と思っていましたが、今日は残念でした。。
今朝、『鷹尾さん、今日、仕事で諫早にいけないんので、息子のありのままの姿を見て下さい。そして、教えて下さい。』と、お母さんからメールを頂きました。
お父さん、お母さんも、そんな息子を、自分達が出来る最大限のサポートをされています。。
関君、この夏、日本で一番光り輝く、高校球児になって下さい。そして、日本中の多くの方々に、感動と勇気を、与えて下さい。。。応援しています。
大学でも何苦楚魂で頑張ってほしぃです。
そして神宮で活躍する姿見たぃです*(^o^)/*
そうですね。。神宮で活躍する姿を私も見たいです。。たった一度の人生だから、その一瞬を、精一杯生きて欲しい。。ですね。。