人間見聞録・・看る看守る。看ていてもらえる。
皆さん、おはようございます。
今日の福岡地方は、曇・・マークの朝です。
朝から珍客がお見えになりました。今日は、忙しい一日になりそうです。
今日は、看る・・看ていてもらえてる・・について書きたいと思います。
私達が行なっている介護事業の責任者としてAさんが働いてくれています。
このAさん、上手に立ち振舞うタイプの人ではなく、純粋に、本質を真正面に置いて、そこに向けて黙々と仕事をするタイプの人です。能力が非常に高い為、隙がない人と見られ、距離を置かれたり、鋭い刃物と思われたり、言う事を聞かない人・・と思われています。本人も、わかってもらおう・・とせず、黙々と仕事をしています。
でも、これでいいわけないですよね。。
私は、こういうタイプの人を見ると、支えながら、心を開かせたくなります。
その人と一緒に仕事させて頂き始めてもう少しで1年になりますが、段々と変化をしてきた様に思います。
昨日の事でした。
宮崎からお客様がお見えになり、Aさんと施設見学・事業説明の対応を行いました。そしておかえりの際、そのお客様から大変お褒めのお言葉を頂きました。そして夕方は、理念研修第3弾で、法人の理念を踏襲した仕事の代表例としてAさんの部署で行なっている仕事を取り上げました。
その日の夜、Aさんにメールをし、「努力してきた成果が少しづつ出てきて良かったね。周りの人は、看てるんですよ。そして、邪な見方ではなく、キチンと看てくれているんですよ。それは、Aさんが、お客様や部下の方にしているのと同じですよ」という事を伝えました。
すると、最初は、やんちゃな返事が返ってきましたが、後程、「素直になれなくてすみません」と返ってきました。
今までは、こんな一言は全く無かったんですが、だいぶん変わりました。
とっても素直になってきたんじゃないか?と思います。
このままいけば、凄く良い指導者になれるんだと思いますし、社会にとっても、すごく必要な人財に成長されると思います。
人の成長には、看る看守る・・看ていてもらえてる・・この両面が必要ですね。
私が子供の時、父と母、近所の方、学校の先生が看ていてくれました。高校時代は、野球部の仲間、監督が看ていてくれました。その1つ1つの評価が嬉しかった。
親になり、自分を看てくれてない。。という子供の訴え。。 自分を看ていてくれたんだ。。と実感した時のあの嬉しそうな表情。
この力が、人の成長にいかに必要か・・
もう一度、この・・看る・・を見直したい。。そう思います。
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