転換期だと思う。。
昨日、福岡市で起こった病院での火災事故。亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。
私は、1つの節目を迎えた・・と思いました。
現状社会の様々な事象を反映している様に思います。
超・高齢社会に突入している現在、社会の仕組みそのものを見直す節目だと感じます。
とりわけ今回の様な火災事故を防ぐ観点から言いますと、長崎で起きたグループホームでの火災以降、スプリンクラーの義務付け基準が変わりました。当然病院にも同じルールが適用されているものと思っていましたが、どうもそれが違うんです。
これってどう思いますか?
高齢者や病気が寝泊りや治療入院する為の建物です。そして、その高齢者が多い世の中になっています。
この方々を、今回の様な火災が夜に襲ってきた場合、人道で救助出来るでしょうか?
やはり、モノに頼って、最悪の事態を防ぐ方法を用いないとそれは防げないと思う。
それが、建物の規模により・・ という基準に病院等、医療施設はなっているとは・・
今回、是非これを見直し、建物の規模基準から、その建物の用途や対象者を第一義にルールを変更すべきです。
あの事故は、いつどこで起こるかわかりません。だから1日でも早く変えるべきですし、お金はかかりますが、設置すべきだと思います。
日本の中には、この基準の様な基準がたくさんあると思います。また時代にそぐわない基準もたくさんあるのではないか?と推測します。
介護保険の世界で言えば、ケアマネージャーという資格者がいます。この方々は、ケアプランと言って、本人が本人らしく自立した生活を過ごせる為の計画立案や評価、軌道修正を行うマネージャー的役割の方です。
現在、このケアプランは、生活重視型のプラン創り・・にする事となっています。これも以前とは大きく方向転換しました。
この社会には、当たり前ですが、人が生活しています。お金を使うのも人。
この人の生活に焦点をあてた基準や政策を創っていく必要が、特に、超・高齢社会の中では必要ではないか?と思います。
今回の事故を無駄にすることなく、亡くなった方々の犠牲を無にする事なく、活かさないといけないのではないか?と思います。
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