人間見聞録・・良きカンケイ

皆さん、おはようございます。

今日の福岡地方は、素晴らしい秋晴れです。少々暑くなるのかな〜。

長崎日大高校野球部、やりました!! 昨年は、ベスト8で惜しくも敗退しましたが、今年はお見事ベスト4進出です。ベスト4の戦いは、昨年松田くんを擁した波佐見が相手です。

昨年の先輩の想いも乗せて、9日は、昨年のリベンジです。 9日は応援に行けるので、是非、皆が頑張っている姿を目に焼き付けながら応援してきたいと思います。

さて今日は、良き関係について書きたいと思います。

このタイトルを見て、皆さんは、何を連想されましたか?

昨日、外から見て「上司と部下が、良き関係だな〜」と常日頃から感じていた会社の従業員の方とお話をする機会がありました。

内部の話を聞き、「ええ〜」と思う様な話しでした。「そんなに・・」 その従業員さんは、上司からパワーハラスメントを受けている・・と感じていたのです。

外から見ていると、そんな風に見えません。そこの責任者の方もあいそうが良く、きちんとした方で、何事にも積極的に協力する様な方だと思っていましたが・・・

責任者・・と云う立場があります。別の言い方だと上司でしょうか?

人によって、捉えている意味が違うようです。

「私は責任者なんだから、私のする通りのやり方でやって。全て把握する必要があるから、何でも私を通して。」そんな考え方をしている人もいます。一方、「それはそうだけど、それで本当に人は育つの?私は、感動し、考えが変わり、はじめて行動しだすと思います。だから責任者の仕事は、理念に準じた判断基準が出来ているか?自分で考えながら仕事をしているか?創造しているか?を含め、成長しているか?を常に意識し、成長させる事を行う事だと思う。」という考え方の人もいます。

その組織の人事に対する考え方でしょうが、前者の様な人を責任者に登用する組織もあれば、後者の様な人を責任者に登用する組織もあります。一方、敢えて、前者も後者も混ぜて登用する組織もありますよね。。

社会には、いろいろな個性をお持ちの方がいますので、一概にどうこう・・と言えません。が、ここは、会社理念や事業目的、事業目標を実現させていく上で、とっても大切な事だと思います。なんたって、人が人とチームを組んで仕事をするんですから。

昨晩、通所リハの31才になる理学療法士の君と話をする機会がありました。彼が夜遅くまで仕事をしていたので、「夜遅くまで大変ですね・・」と声をかけました。すると「はい。つい最近、失敗した事がありまして。。もう二度と、あんな失敗をしたくないもんですから勉強しています。」そういいます。

何だか嬉しくなったので、ついついアドバイスをしました。

「今、いくつになるの?」「31です。」「そうですか。35才までは、とにかく何でもチャレンジした方がいいよ。何でもチャレンジすると、多分失敗をするでしょう。でも〇〇君だったら、今勉強してる様に、その失敗を活かし、次に繋げる事が出来ると思うから。そうすると、君が責任者になったり、父親になった時、教えたり、アドバイスしたりする引き出しが沢山出来るよ。自分が何も経験してなければそれが出来ないよ。沢山の失敗経験を持っていて、それをプラスに活かそうという智恵があれば、その失敗経験は、成功経験になり、組織や子育てにとっては、大きなプラスになるから。今の君の上司は、その事を良くわかっているし、今の環境は、それが出来る環境だから、是非、チャレンジして下さい。」「はい。ありがとうございます。」

食い入る様に聞いてくれました。自画自賛ですが、この瞬間、「気持ちの良い関係が持てたなあ〜」と感じました。

仕事上負う責任の度合いと、職場でのチームメンバー同士の関係性は、全く別物だと思います。責任者が、自分の重い責任を、自分の仕事を手伝って頂いている部下にも押しつけ、背負わせ・・と云う考え方は理解出来ません。その行為は、我・・が先に立ち、全体が見えていない。まさに、1方良しの考え方です。

そうではなく、活かす・・そういう考え方に立ち、個性を掴む。ここに細心を尽くべきではないか?と思うんです。そして、三方良し・・を常に意識し、そうなるように何ども何ども繰り返し、粘り強く行う事が大切だと自分に言い聞かせています。

言うは易し。するは難し。でもやる。

ですね・・・

では良い週末をお迎えください〜 

時には厳しく、時には全身全霊を持って護る。いわゆる愛情がないと、責任者は出来ない・・と思います。

その会社の責任者は、人間としては凄く良い人だなあ〜と思いますが、責任者にはなってはいけない人だったんだ・・と言う事がわかりました。

人事に携わる者として、今回のケースから、もう一度、・・良き関係・・について私なりの考えをまとめておきたいと思いました。ここから沢山整理し、考え方をまとめる必要はあるので、時間はかかりますが、じっくり行いたいと思います。

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人間見聞録・・始まり。

皆さん、おはようございます。

今朝の福岡地方は、秋晴れの良いお天気です。

今朝早く、1本の電話がありました。

先日からこのブログでかかせて頂いた〇〇さんがお亡くなりになられました。

あの日から、とても速くその時を迎えました。今思えば、間に合って良かった。と云う想いです。

今、私は、自分でも驚くぐらい冷静です。とても自然な感じで、そのままの自分の様な感じです。

私の使命がはっきりとして来た様に思えます。

人の役に立ち、喜んで頂く仕事がしたい。真に喜んで頂きたい。

そのフィールドが今、目の前に、はっきりと見えてきました。

本当の意味で、今日が始まりの時の様な気がします。目覚めの時です。

今まで教えて頂いた事、受けた愛情、頂いた智恵・・・ これら、私に備わっている全てを、それに注ぎたい・・そう思います。

10月7日・・妹の誕生日です。

この日は、忘れられない日の1つとなりました。

2011(H23).10.7〜

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人間見聞録・・清田さん参上の巻

皆さん、ヽ(^0^)ノ。

昨日の夕方から、〇〇さんとご家族の為に行う会が、栄光会の職員と、ご家族、ご親族の皆さんの力の結集により、無事、行われました。皆さん喜んでいました。

しかし、私は・・・

会の冒頭、「こちらにいらっしゃいますのは・・」と云う下稲葉先生のフレーズが会場を包み込みました。そのフレーズを聞いた私は、もう涙腺がやばい。。このフレーズは、14年前と同じだったんです。。

会は順調に進み、いよいよ終わりに近づいた時、松岡さんが、「最後に一言・・」というではありませんか・・「もうしわけないけど、今日は出来ん。それだけは勘弁して。。」と小さな声で抵抗し続けましたが、いつの間にか一言をいう事に。。

皆さんの前に立った瞬間でした。涙が溢れ出てきて、言葉になりません。。ごめんなさい・・と言い、月光仮面の様に走り去り、裏で涙をふいていますと、「実は、お父様を栄光病院で亡くし、その時、今日のこの会の様な事をして頂き、それが契機となって今、ここで働かれています。ああ見えて、純粋な気持ちでやっているんですよ。多分、感極まったんだと思います。」と話しています。まるで、私の親の様な感じで。。(笑)

松岡女氏には、3本とられました。。

その様な出来事から1夜明け、受験の娘を会場までアッシー君をし、長崎日大高校野球部は勝利し、とっても清々しい天気の中で、熊本から清田さんが参上しました。

実は、来週、勉強会の講師をお願いしており、下見でお見えになられたのです。

昨晩、テレビを見ていたら、地震を感じました。その後の報道で、熊本菊池で震度5強だったので、すかさず清田さんにメール。すると、叫びましたが大丈VVV。との返信を頂きました。

何かと大変な中、お見えになって頂き、カフェで食事をとりながら、良いお話を伺うことが出来ました。

清田さ〜ん、ありがとうございます。。今から、清田さん達と連携して仕事が出来る事を、大変嬉しく思っていますし、充実した仕事が出来ると確信しています。今後、両法人の関係性が深まり、企画マネジメントについて、法人や地域の枠を超えた所で行える様にしましょうよ。

その日が来るのも、近いのかな〜とニヤケて考えている鷹尾です。

自分が思いっきり出せる清田さんとの仕事が楽しみ・楽しみ。。

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人間見聞録・・繋ぐ、繋いでもらう。

皆さん、おはようございます。

今朝の福岡地方は、雨の朝を迎えました。シトシト雨が降っています。

今日は、繋ぐ・・と云う事について書いてみたいと思います。

昨日の朝の事でした。

「〇〇さんのひ孫さんが1才の誕生日を迎えるそうです。急なんですけど、明日、その誕生会をする事にしました。」そんなニュースを頂きました。〇〇さんとは、現在、高齢者専用賃貸住宅にお住まいで、ターミナルステージを迎えた方になります。

「ナイス企画ですね。これぞ、栄光会の真骨頂ですよ。」そんな会話を交わしながら、明日に向けた準備に取り掛かりました。ほとんどが、その住宅の責任者である松岡さんが行い、いよいよ今日を迎えます。

今日と云う日は、高齢者専用賃貸住宅で、栄光会が取り組んできたホスピスを体現する日です。

ターミナル期を迎えている〇〇さん、そのご家族の間で、良きコミュニケーションがはかれるようお手伝いをする。。そして、最期、いいお別れが出来る事に貢献する。これは、栄光会が、永きに渡り、全人的医療という呼び方で行なっているケアのコアになります。

私の父が、14年前に、ここで最期を迎えました。私は、母と2人で父と同じ病室で生活をし、父との最期の時を過ごしていました。当時、今理事長職にある下稲葉先生が主治医で、看護師は佐藤さんが担当して下さっていましたが、いつも・いつもコミュニケーションをとって下さり、観察をして下さいました。

「あと2週間すると、お父さんは、言葉を発する事が出来なくなり、歩けなくなると思います。今の内にお父さんとの最期の思い出を創っておかれては如何でしょう?病院も、お手伝いをさせて頂きます。」そう提案をして下さりました。

嬉しかったです。信頼するプロから、その様な提案を頂けて。。

そのご提案に素直に従い、結婚記念日を開かせて頂きました。先生が、牧師さんの役割。牧師さんが、ビデオ撮影。先生の次女(今、栄光会職員)が、ピアノ演奏。看護師さん達が、出席者で整列。その演出の中で、思い出深き式典が行われます。

最後に、父からの一言がありました。

今、病院に撮影して頂いたビデオを見返しますと、子供の時から今に至るまで、人生を振り返る話をしていました。そして、皆に感謝の言葉を述べていました。私達家族にとっては、宝物です。

その時から14年、今、私は、逆の立場にいます。

父から頂いた今。父から繋いで頂いた感動。父の御陰でたくさんの今・・を頂いた私が、今、逆の立場にいます。そして迎える今日の18:00。。

して頂いた事を、させて頂く。お役に立てれば幸いです。

今日と言う日を迎えた〇〇さん、ご家族様に、私が受けた恩恵を繋ぎたい・・と思います。そして、それをまた繋いで欲しい・・と思います。

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人間見聞録・・いざ出陣!!長崎日大高校野球部

皆様、おはようございます。

今朝の福岡地方は、見事な秋晴れです。

10月6日より、第129回秋の高校野球九州大会長崎県予選の県大会が始まります。

我が長崎日大高校は、10月6日に初戦を迎えます。

何だか、自分が高校球児になっている気分です。最近、妻からもよく言われますし、よく高校野球時代を思い出します。

先日は、夏の大会第三打席の事を思い出しました。

当時の福岡県大会でも注目を集めていた左の大型投手をうちあぐねていた我がチーム。何とかして塁に・・という気持ちはあったんですが、凄く体に力が入っていた様に思います。そして初球・・

真ん中ストレート・・

なんと、見逃しました。。

この1球が未だに忘れる事が出来ません。この事を思い出しています。。悔しい・・・本当に悔しい・・

長崎日大高校野球部のみんな、私の失敗を、みんなの財産にして下さい。私の様に力んでいると、空回りしますから。。

いざ出陣!! 長崎日大高校野球部!! 

今個々人が持てる力を合わせると、凄い力になります。。みんなで、気持ちを合わせて、目標も合わせて、全員で、全力投球!!

そうしたら、結果は自ずとついてきます。目の前の1つ1つを大事に、丁寧に、全力で。。野球が出来る喜びをめいいっぱい感じながら、県大会に望んで欲しいと思います。

福岡の地から、最大限のエールを贈ります。。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 8:57 AM  Comments (0)

人間見聞録・・一皮剥けるとき

皆さん、おはようございます。

今日の福岡地方は、随分寒くなりましたが、晴れの朝を迎えました。月曜日の朝が晴れだと、何だか気分が良いですね。

今日は、一皮剥ける時・・について書きたいと思います。

皆さんは、調子が悪くなるその時・・これがわかりますか?

野球をしていた時、絶好調の時がどうしてずーと続かないんだろう?と思う事が良くありました。調子が良い時、もうすぐ悪くなるんじゃないだろうか?と考えたりもしました。

調子の良い時をどのようにしてキープするか?これが課題でした。

調子が良い時は、生活リズムが良くないですか?そして、周囲との関係性も良く、常に、前向きであり、平常心。そして、変な欲がなく、自然体・・である様な気がします。

調子が悪くなる時は、いろいろ考えています。そして、その根底には我欲があり、心穏やかではない・・そんな状況です。従って、生活リズムも崩れ、余計におかしくなっていく。。

私の経験から言うと、そんな感じです。

実は、先週から何かが狂い始めていました。どーも歯車が崩れているような感じがしていたんです。その事象としては、家庭内で妻より、「お父さん、仕事楽しい?」って聞かれたり、職場内で職員さんと話をする際や、利用者さんと何気なく話をする際、相手の顔が少しひきづるのです。「俺の表情がこわばっているのかな〜」そう思い、何人かに話を聞きました。

「〇〇さん、最近、俺の顔は、表情が硬い?」「鷹尾さん、最近硬いですよ。」って。。

「そうなんだ。表情が硬いんだ。心の中が硬くなってきてるんだ。」そう思いながら、振り返ってみますと、どうも、前向きな自分ではありません。

もう1人の職員さんに聞いてみました。

「〇〇さん、最近どうもおかしいんよね。表情も硬くなっているし・・悩みがいろいろあるけんかね??」「へ〜、鷹尾さんは、超前向きと思っていたから、そんな事もあるんですね。」「俺だって人間だから、そんな事もあるやろ〜。でも、超前向き・・に見える?」「見えますよ」

他人から見ると、その様に見えるんでしょうか?

私の心が落ちていく時って、大抵、いろいろな事を考える時です。特に、人間関係・・それが原因の時が多いです。

「こうすべきではないか?」そういう提案・箴言をしたとして、それに対する不誠実なコミュニケーションがなされた時に、だんだんそうなって行きます。伝え方が悪いんじゃないか?と思い、何度もチャレンジするんですが、その状態が続くとします。次の行動は、提案の仕方を変えて見よう!と云うチャレンジです。それでも響かない・・その次には、・・・と何度かチャレンジしても、誠実に対応頂けない・・返答がない・・そうなると、どうしたらいいんだろう??

となり、段々とおかしくなっていく。そんなパターンです。

今、そういうパターンに気づき始めて来ました。

このブログを書く事が、自分には、カウンセリングになり始めています。ブログを書きながら、いろんな事に気づいてきます。

今、書きながら気づいた事は、私と相手が、同じ問題意識を持っていない。私が、問題を提起し、その解決の為に何をした方が良いか?を提案し、同じ意識を共有して欲しい・・そのお願いをしても、相手がその事に興味が全くない。そういうことなのかもしれない。と言う事です。もしそうだとしたら、別の事を考えるしかなく・・と言う事になります。

今、冷静な自分がいます。心穏やかではありませんが、前に進もう!と、冷静な自分がいます。

今日は、職員さんとの対話があります。いろんな悩みを抱える職員さんもいるでしょう。。

私が、いつも良い状態でなければ、その方々へ申し訳ありません。立場をもう少し意識してプロとして仕事に取り組むべきだと反省します。

今日も1日、頑張ります。。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 9:06 AM  Comments (2)

人間見聞録・・「贅沢ですよ。。」

皆さん、おはようございます。

今日の福岡地方は、晴れの天気です。

さて今日は、「贅沢ですよ」という一言についてお話したいと思います。

昨日のある地点まで私は、どんよりとしていました。まさに無気力状態・・に陥っていました。この状況を打破したい!!そんな気力も出てきません。どうしよう・・そんな気持ちにもなりません。ただただ、時の流れに身を任せ・・状態です。

そんな時、ある人のある一言をフッ・・と思い出しました。「どうしようもない時、私は、入居者さんと接する様にしてるんです。」

「そうだ、俺もそうしよう」

そう思い、フラッ・・と入居者の方がいるカフェに向かいました。すると、そこに認知症のAさんがいます。サンドイッチを買い、コーヒーの物色をしていました。

「〇〇さん、相談しても良いですか?」

「今ね、朝ごはんを食べてないので、サンドイッチを食べようとした所なんですよ」

そんな会話の中、Aさんは、席についてくれました。

「Aさん、最近、何だか体に力が入んなんですよ。なんですかね、これって」「ご飯は食べてるの?」「はい。食べています。」「・・・」「悩みが多いからですかね?」

するとAさんは、(*´∀`*)と笑って、「贅沢ですよ」

と言われました。

次の瞬間、何かがスーと吹き飛んだ感じがして、目が見開いた状態になりました。

「そうなんだ。俺は、贅沢なんだ。そうだよな、飯も食えているのに・・そうだ、確かにAさんが言う通り、俺は贅沢だ。」

「Aさん、ありがとうございます。目が覚めました。何だかスッキリしました。」

するとAさんは、にっこり笑って、「あまり仕事をし過ぎないようにね。。」と言われました。

凄い!! やはり、人生の大先輩であるお年寄りの方は、知恵袋です。

皆さん、私が伝えたい事をわかって頂けますでしょうか?

この話しには、いろんな要素が詰まっていると思っています。貴重な経験をさせて頂きました。

Aさんに言って貰った「贅沢ですよ。。(*´∀`*)」

この言葉、一生忘れません。

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